
幼い子連れで那須旅行を計画しているので子連れ向きのホテルが知りたい。



エピナール那須は子連れにおすすめのホテルらしいけど、なにが子連れに向いてるんだろう?
そんなあなたのために、2022年に子連れで那須に7日間滞在、実際に子連れで『エピナール那須』に宿泊した私が子連れ視点で紹介します。



良かったところも悪かったところも、感じたことを全てありのまま書きました!


- 旅行大好き3児(5歳・3歳・0歳)の父(30代)
- 子連れが快適に泊まれる宿探しが得意
- 2022年に子連れで那須に7日間滞在
この記事を読むと、なぜ『エピナール那須』が子連れにオススメなのか、0〜2歳の幼い子連れはどの部屋に宿泊すると快適に過ごせるかがわかります。
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客室が子連れに向いている部屋ばかり


エピナール那須にはメインタワーとアネックスタワーの2つの棟があり、それぞれに1フロア全体がファミリールームに改装してある『ベビー&キッズフロア』が設置されています。
ベビー&キッズフロアには、幼い子連れ向きの部屋や3世代旅行向きの部屋のみしかありません。周りも子連れしかいないので、自分の子どもが少しくらいうるさくしても過剰に気にする必要がなくて安心できますね。
日本一(!?)子連れ向きのバイキング


実際に子連れで利用してみて、『こんなにもキッズコーナーが充実していて、こんなにも食事中の子ども用品の貸出しが豊富なホテルは他に見たことがない』と感じました。
ホテル敷地内に遊び場がたくさん




ホテル内に、なんと800坪(テニスコートだと10面分!)の芝生広場があって自由に遊ぶことができます。自宅からボール類の遊具を持参するのもいいですね。
ストライダーの貸出しや、親子で楽しめるパターゴルフもホテル敷地内にあって子連れで楽しめます。
プール


宿泊者は無料で利用できるプールです。25Mプールと、水深30cmのキッズプールがあります。
子ども用のアームリングは無料でレンタルしてくれるので、泳げない子でもプールを楽しめますよ。
オムツが取れていない子でも、水遊び用オムツと水着を着用すれば利用が可能とのこと。水遊び用オムツは、ホテルで購入することもできます。→参照ページ:エピナール那須公式サイト
ゲームコーナー


8:00〜24:00まで空いているゲームコーナーです。アーケードゲームからメダルゲームまで充実していました。
近隣の子連れ向きテーマパークの割引チケットを販売している


フロント脇には、近隣の子連れ向きテーマパークの割引チケットが売られている券売機がありました。
- りんどう湖ファミリー牧場
- 那須ハイランドパーク
- 那須サファリパーク
- 那須どうぶつ王国 など



次は、わたしが実際に宿泊した子連れ向きの部屋を紹介します。
実際に宿泊した『ベビー&キッズフロア・ファミリーコーナールーム』を紹介
『ファミリーコーナールーム』は、アネックスタワー3階のベビー&キッズフロアにあります。
ベビー&キッズフロアは、エレベーターの扉が開いた瞬間からポップな世界が広がっていて、大人も楽しい気分になること間違いなしです!




周りも子連れ用の部屋しかなく、下の階(2階)には客室がないので、足音などの騒音も過剰に気にする必要がありません。幼い子連れでものびのびと過ごせます。
『ベビー&キッズフロア・ファミリーコーナールーム』は子連れに対する気配りがいっぱい
『ベビー&キッズフロア・ファミリーコーナールーム』は、ミキハウス子育て総研のウェルカムベビーのお宿に認定されているお墨付きの部屋です。



実際に宿泊してみて、子連れに対する気配りを至るところで感じました。
まずはリビングのテーブル。子どもに合う高さで、テーブルの足が露出していないのでぶつける心配がありません。そもそも、テーブル自体がクッション性のある素材で、柔らかくて角がありません。


子どもがケガをする可能性をとことん排除する気配りを感じました。
部屋にはおもちゃ箱や超巨大な絵本が。ちなみに、下の写真の絵本「おおきなかぶ」のお値段は¥9,000でした…!




戸棚の扉には、子どものいたずら&危険防止のために開けづらい工夫が施されていました。








洗面台は2つ。1つは子ども用で低くなっていて、踏み台やマグカップも用意されていました。




幼い子どもがいると、『洗面台に届かなくて子どもの手が洗えない』というのはかなり不便なので、この気配りは助かるし過ごしやすさにつながります。
子ども用のアメニティも充実していました。
- 子ども用歯ブラシ
- お風呂には子ども用のイスとベビーソープ
- オムツ用ゴミ箱とおしりふき
- トイレには補助便座








子ども用の浴衣が部屋に用意されているのもうれしいポイントでした。





続いてファミリーコーナールームをもっと細かく紹介します。
『ベビー&キッズフロア・ファミリーコーナールーム』の写真
ファミリーコーナールームは、70㎡とかなり広く和洋室の造りになっている部屋です。和室だけでなく、洋室部分にも琉球畳が使用されていることでとても過ごしやすかったです。




寝具は、ダブルサイズのローベッドが2台と布団が4セット用意されていました。
和室はふとんが4枚敷ける広さ。ふとんは押し入れにしまわれていて、敷くのはセルフサービスでした。


部屋の備品は豊富でした。
- 加湿器
- 加湿器(アロマ付き)
- 空気清浄機
- ヒーター
- 蚊取り器
- 金庫








備え付けの飲みものが緑茶しかなかった点は物足りなさを感じました。




ファミリーコーナールームの浴室は洗い場付きのお風呂で、最初から赤ちゃん用のイスとベビーソープが用意されていました。


0〜2歳の子連れは、部屋に洗い場付きの独立したお風呂があると快適度がグッと上がります。
タオルセットの枚数を、宿泊人数よりも多く用意してくれていたのが嬉しいポイントでした。(4人だったのに6セット用意されていた)





温泉に2回以上入ると人数分の枚数じゃ足りないですよね。
タオルセットと一緒に置いてあるビニール袋は手提げ袋になっています。この袋が、大浴場に行くときにとても便利でした。


子どもと大浴場に行くときって荷物が多くて大変ですよね。この袋があることで荷物を1つにまとめられます。しかも、防水の素材なので濡れたタオル等を入れても大丈夫。
部屋に置いてある大人用のアメニティは最低限といった感じ。




ファミリーコーナールームのたった一つだけ気になった点としては、洋室と和室の境目に小さな段差があったことです。





続いては、子連れへのサービスがすごいバイキングの紹介です。
子連れのことが考えられすぎているバイキング『エルバージュ』
エピナール那須のバイキングは、子どもが楽しめるのはもちろんのこと、『幼い子どもがいる親』へのサービスが他のどのホテルよりも群を抜いて充実していました。
子連れへのサービスが充実








- 離乳食の無料提供
- 豊富な子ども用食器
- ハイローチェアの貸出し
- トレー用カートの貸出し
子連れファミリーに対して、これだけサービスが充実しています。
特に便利で感動したのが上の写真4枚目、エピナール那須でしか見たことがない『トレー用カート』です。



子どもと一緒にバイキングを取りにいくのって大変ですよね。



子どもの動きと手元のトレーの両方に集中しなくちゃいけなくてひと苦労。。



トレー用カートがあると両手が空くので、子どもとバイキングを取りにいくのが劇的にラクでした!
キッズバイキングが充実
エピナール那須のバイキング『エルバージュ』では、キッズバイキングだけでなんと20種類以上の料理が並べられていました。




キッズバイキング以外でも、子どもが喜びそうな食べものが充実していました。
- にぎり寿司のライブキッチン
- 天ぷらのライブキッチン
- アイスクリームバー
- チョコレートファウンテン など
夕食
バイキング『エルバージュ』の夕食の特徴は▼
- 目にも鮮やか!たくさんの新鮮な野菜が並ぶサラダバー
- 種類豊富なライブキッチン
- デザートが超充実
特にすごいのがデザートです。大きなショーケースの中には、約30種類ものスイーツが並べられていてもちろん食べ放題です。



デザートだけのバイキングでも成立するのでは?というくらいの充実ぶりでした。




















朝食
朝食も、キッズバイキングには約15種類の料理がならび充実していました。








キッズバイキング以外では、独自性の高いものがいくつかありました。
- 自分で作るサンドウィッチ
- その場で作るできたてスムージー
- ライブキッチンのおにぎり茶漬け
特に、味噌ベースで味付けされた『おにぎり茶漬け』が朝ごはんにピッタリでおいしかったです。












温泉大浴場は平凡
大浴場のつくりはややチープで雰囲気にも温泉感はあまりなく、正直言ってスーパー銭湯レベルでした。温泉の泉質も特徴がなく、平凡な単純泉といった感じでした。
※あくまで個人の感想です。


温泉を楽しむのを目的にするなら『サンバレー那須』の方がオススメです。
エピナール那須の残念だった点は『待ち時間』
エピナール那須の大きな不満点が『待ち時間の長さ』です。
実は、今回の滞在でチェックインに70分、夕食バイキングの入場に20分待たされました。
チェックインに70分も並ぶのはさすがに初めての体験で最悪な気分でしたが、ここにはたまたま運がわるい要素も絡んでいました。
なぜチェックインに70分も待たされたのか
わが家がエピナール那須に宿泊したのは、2022年10月11日の火曜日。16:40頃にホテルに到着すると衝撃の光景が…▼


広いロビーをぐるっと1周する、チェックイン待ちの大行列が作られていました……



きょう平日だよ!?いくら関東屈指の子連れホテルとはいえ何なのこれ…(絶句)
結局、この行列にならび始めてからチェックイン手続きを行うまでに70分かかりました。
わが家が宿泊した2022年10月11日は、たまたま『全国旅行支援』の開始日でした。ホテル側からすると、チェックイン時にワクチン接種歴の確認や地域振興券の手渡しなど、これまでにない手続きがあり非常に手間取っていたようです。



ホテルスタッフに聞いたところ、『1人あたりのチェックイン作業が、普段と比べて“少なくとも倍”はかかっている』と話していました。
つまり、チェックインの待ち時間が70分というのは、たまたま運が悪かっただけの側面があります。
ただ、エピナール那須ではチェックイン待ちの行列自体はよくあることのようで、旅行予約サイトの口コミでも『チェックインに30分以上待った』というものが散見されます。
子連れで待ち時間をつぶせる『絵本&工作スペース』




チェックイン待ちの行列ができている真上、吹き抜けの2階廊下にキッズスペースがありました。


- 工作
- ぬりえ
- 絵本
で自由に遊べます。どれも充実していて、割とながく時間をつぶすことができますよ。チェックイン待ちの時間、子連れはここで過ごすのがオススメです。
残念ながら、エピナール那須では連休中や土曜日の夕方にチェックインを行う場合、待たされるのを覚悟しておいた方がよさそうです。
エピナール那須近くの子連れ観光スポット
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子連れ那須旅行を予定していて既にホテルを予約した方
年間10泊以上子連れ旅行にいっている私が、那須のすべてのホテルに目を通し厳選した『那須の本当に子連れに向いているホテル』をまとめた記事があります。▼
この記事に載っていないホテルは、幼い子連れに向いている要素がなく快適に過ごせない可能性が高いです。
- 年間10泊以上の子連れ旅行
- 子連れ旅行歴6年の3児の父
- 2022年に那須に6泊7日滞在して取材
出発日までの日にちがまだ長くホテルのキャンセル料がかからない場合は、ホテルの予約しなおしを検討してみるのもありですよ。
せっかくの子連れ旅行、できれば家族全員が満足できるホテルを選びたいですよね?
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