3歳の子を連れて旅行にいきたいけど、どこにしよう?イヤイヤ期も落ちついてきたし、子どもに楽しんでほしい!
というあなたに向けて、3歳の子連れ旅行の注意点やオススメの旅行先などをまとめました。
3歳になると、イヤイヤ期が終わって排泄の自制ができるようになってくる時期です。長めの泊数で旅行に出かけたり、大浴場に入れることに不安がなくなってくる頃でもあります。親視点での子連れ旅行も、大変さよりも楽しさが大きくなってくるといって良い時期です。
子ども自身も旅行を楽しめるようになってくる頃なので、3歳子連れ旅行のいき先や観光スポットに迷ったらこの記事を参考にしてください!
この記事を読めば3歳の子連れ旅行のコツがわかって、家族旅行がとても思い出にのこるものになりますよ!
- 5歳と3歳と0歳の子がいる30代主夫
- 長男は0歳11カ月/次男は0歳3カ月で旅行デビュー
- 毎年10泊以上子連れ旅行に出かける
- 子連れが快適に泊まれる宿探しが得意
- 長男が4歳の時に2人きりで北海道フェリー旅
オススメの行き先
経験上3時間30分以内の移動時間で行ける場所がオススメ!
3歳になると精神的にも成長し、車に乗っていてもこれまでよりもグズらなくなります。今までより少し遠くへの旅行に挑戦してみてもいい時期ですよ!
東京→栃木県那須▼
>3歳子連れにオススメの那須旅行モデルコース
東京→名古屋▼
>3歳子連れにオススメの名古屋旅行モデルコース
静岡県浜名湖▼
>3歳子連れにオススメの浜名湖旅行モデルコース
東京→黒部ダム
私の経験上ですが、3歳の体力/精神力だと旅行は2泊3日、慣れていれば3泊4日までにするのがいいと感じています。
これ以上長い泊数にすると子どもがだんだん崩れてきます……
3歳との旅行で大切なのは子どもの興味関心に合った場所に行くこと
3歳の子どもは基本的に、アクティブに体を使って動き回ることが大好きです。動物や乗りものなど好きなものも明確になってくる時期です。
この年齢の子どもと旅行にいく際にわたしが意識しているのが、子どもに『旅行に特別感を持ってもらう』事と『旅行は楽しいものなんだという印象を持ってもらう』ということです。これによって『自ら積極的に楽しむ』ことが上手になり、心が豊かになる効果があると感じています。
子どもに特別感を持ってもらうにはどうしたらいいの?
子どもの個性や“好き”に合わてあげましょう。
例えば動物が好きな子なら……
見てまわるだけの普通の動物園ではなく、ふれあいや体験を積極的に行なっている動物園に連れて行ってあげる
那須どうぶつ王国▼
>冬季営業の『那須どうぶつ王国』体験レポート
乗りものが好きな子なら……
「電車の博物館に連れて行ってあげる」とか「家の近くにはないケーブルカーやロープウェイに乗せてあげる」
リニア・鉄道館▼
>子連れで『リニア・鉄道館』体験レポート
浜名湖で乗りもの三昧▼
>3歳子連れにオススメの浜名湖旅行モデルコース
こんなふうに、ひと工夫してあげることで日常とは違った特別感を持ってもらえます。
3歳子連れが快適に過ごせるホテルの条件
できるだけ和室を選ぼう!
和室がいい理由
「子連れは和室が便利」という印象を持っている人も多いと思います。しかし、和室が子連れに向いている本当の理由は……▼
- 和室は物が少ない。洋室は机やイス、ベッドサイドテーブルなど角のある物が多くて危険
- ふとんなら落下してケガをする心配がない
- 室内が土足禁止なので衛生的
などが挙げられます。和室は、子連れにとって「便利」というよりも『安全』なんですね。
無駄なケガを避けるためにも、部屋は和室がオススメ!
また、2歳まではお風呂の心配をしないといけませんが、3歳になるとお風呂の心配はいらなくなります。参考記事▼
和室であれば好きなホテルを選んでいいので、2歳の頃よりホテルの選択肢がグッと広がります。
子どもの食事
3歳になれば、基本的に食事ありで予約するのがいいでしょう。もちろん個人差はありますが。
ちなみにわが家は、食欲が人並な長男は3歳になってから、食欲旺盛な次男は2歳半くらいから「食事あり」にしていました
3歳を温泉に入れるときの注意点
子どもの肌はデリケートなので、泉質に注意!
3歳になればおしっこを自制できるようになってくるので、温泉(大浴場)に入れても問題ない頃です。
ただし、泉質によっては肌トラブルを起こす可能性があります。3歳を温泉に入れるなら、次の条件を満たす温泉を選んでください。
- 泉質は『単純泉』
- 温泉の酸性度を示すpHの数値が『5〜8』
特に肌がよわい子は、この条件から外れた温泉には入れない方がいいですよ!
泉質は、どのホテルでもホームページの温泉の項目に記載があります。
酸性度(pH)の記載がない場合は、Googleで「◯◯温泉 pH」で検索すればまず出てきます。
単純泉
肌への刺激が1番弱い泉質なので、幼い子どもを安心して入れられます。逆に単純泉以外の泉質は、体質によっては肌トラブルを起こす可能性あり。
pH5〜8
幼い子は肌がデリケートなので、刺激がつよい「酸性」や「アルカリ性」のお湯は避けた方がいいです。
pH5〜8の“中性に近い弱酸性〜中性に近い弱アルカリ性”のお湯なら肌への刺激が弱いので、この範囲の数値の温泉を選びましょう。
温泉によって子どもが体調を崩さないために
- 出る前にシャワーで温泉成分を流す
- 脱水症状を避けるために長湯はしない
- お風呂後は水分補給を忘れずに!
忘れがちになってしまうので特に注意が必要なのが、『出る前にシャワーで温泉成分を流す』ことです。「温泉は流さないで成分を付着させたままにしたほうが体に良い」と思っている人もいるでしょうが、そんなのは本格的に湯治をしにきている人くらいです。デリケートな子どもの肌には温泉成分は刺激でしかありません。
3歳の子連れ旅行に便利な持ち物
ベビーカー
3歳になると普段のちょっとしたお出かけではベビーカーを持っていかなくなる家庭も多いかと思います。
ただ、旅行になると話は別。観光中に子どもが眠くなったときが大変なんです。
想像してください。広い動物園などで、出入口から1番遠い場所にいるときに眠くてグズり始めたら……そのときにベビーカーがなかったら……寝ている3歳をずっと抱っこ……
きびしい……
アウトドアワゴン
3歳になると、外での遊びもできることが増えます。アウトドアワゴンは、動物園や遊び道具をたくさん持って広い敷地の公園などにいくときに便利です。
子どもが歩くのを嫌がり始めたときに乗せることもできます。先ほど説明したベビーカーと同じ使いかたも可能です。
フタ付きのプラスチックコップ
100均で売っている、ふたが付いていてストローが刺せるタイプのプラスチックのコップです。
3歳の子は、まだペットボトルの直飲みはできない子が多いと思います。でも、普通の紙コップだと車内でこぼされる可能性が大……
そこでこのフタ付コップ!
フタがあるので車内でもこぼれる心配もなく、ストローなので子どもが自分の力で飲めます。
わが家ではお出かけ時、このフタ付コップと2Lのペットボトルを車に積んで全員に配っています。
こうすることで飲み物代の節約にもなるよ!
マイバスケット
スーパーの買い物カゴのことです。実は、子連れでお出かけする際にとても便利で、わが家では必須級のアイテムです。
カバンやリュックと違って間口がとても広いので、たくさん入るうえに取りだしたい物がすぐに見つかります。持ち運びも便利。見た目はよくないですが、実用性はとても高いおすすめアイテムです。
わが家には4個あってフル活用しています!
まとめ
- 子どもの興味関心にあった場所に連れて行こう
- 「旅行に特別感」を持ってもらうためのひと工夫が大事
- 行先は「移動時間が3時間30分以内」を目安にしよう
- 子どもにとって安全性が高い和室を選ぼう
- 温泉に入れるときは泉質に注意!事前確認必須
- 便利なもちもの一覧は→こちらをタップ
子どもが3歳になると、旅行の自由度が一気に高くなります。ちょっとした工夫で子どもに特別感を持ってもらい、思い出にのこる旅行にしましょう!
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